2024.07.11   第106回全国高等学校野球選手権千葉大会 1回戦

 

          千城台 VS 東京学館      県野球場 第3試合  

 


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 46期生の夏季予選を観戦して

 

6月初旬、今年の応援団扇の表面にデザインする言葉を マネージャーさんに確認するために母校を訪れました。

 

マネージャーさんから今年の千羽鶴の言葉が「感謝」だと聞いて チョッと違和感を覚えました。

 

毎年、「勝利」だったり「全力疾走」といった言葉が多かったので、なぜ「感謝」なのか聞いてみたところ

 

部員が少なくなった時も、助っ人として試合に出てくれた友達や 支えてくれた方々への感謝の気持ちです、

 

という答えが返って来ました。 

 

ああ この後輩たちは 少ない人数で練習や練習試合をするにも苦労していたのだろうが、それだけではなく

 

千城台高校単独チームとして大会に出場するための努力もしていたのか、と思い知りました。

 

昨夏 活躍した頼りになる先輩たちがグランドを去り 選手が5人となったときは、少なからず他校も

 

そうであるように 連合チームとして出場せざるを得ないのか? とも思っておりましたが、助っ人選手の

 

協力もあり単独で秋の予選に出場出来た事は 勝敗は二の次で、本当にありがたい事だと思いました。

 

そして春季予選では公式戦初勝利をあげましたが、この試合 ベンチ入りの選手の数が千城台高校は11人、

 

相手の土気高校は9人、部員難の状況が母校だけの問題ではないことを改めて実感しました。

 

今春1年生部員が入部し、ようやくグラウンドにも賑やかさが戻り 迎えた46期生最後の夏の大会。

 

対戦相手の東京学館高校は、、強かったですね~。

 

県下2番目の100名を超える部員がおり春の県大会では木更津総合に5-4と接戦の末敗れています。

 

走攻守ともにレベルが高く、ミスでつけ入る隙も無いようなチームで 正直言うと 5回で終わっても

 

仕方ないかな と思っていましたが、後輩たちは頑張りました。

 

初回のピンチを2失点で切り抜け 続く2回は無失点、3~4回にバッテリーエラーで失点したことが

 

勿体なかったですが、その後はエース今西君が頑張り5~6回も無失点で切り抜けました。

 

打っては4番キャプテン中島君が右中間への2塁打を放ち、3塁まで進みましたが惜しくも得点ならず。

 

この試合で3本のヒット、その他にも良い当たりの打球もありましたが東京学館の守備は堅かったですね。

 

結果的に7回コールドでの敗戦とはなりましたが、強豪校相手に立派に戦いました。

 

今夏予選を観戦して私が感じたのは3年生・2年生の「成長」です。

 

昨秋~今春~そしてこの試合とチームを観てきましたが、3年生・2年生は本当に成長しましたね。

 

苦労もあったでしょうが、少ない人数でも挫けることなく高校野球を最後まで全うして本当に

 

良かったのではないでしょうか、頑張った後輩たちにありがとうと言いたいですね。

 

今夏の大会では いつも応援してくれる吹奏楽部の皆さんの他、大勢の在校生の皆さん、保護者会の皆さん、

 

OB達が一緒にスタンドから熱い応援をしてくれて、選手たちの力になったことと思います。

 

本当にありがとうございました。

 

来月にはもう秋の予選が始まります、来年の7月までに新チームがどれだけ成長していくのか楽しみです。

 

頑張れ! 千城高野球部!!

 

1期生 吉原 盛裕