2019.7.13 第101回全国高等学校野球選手権千葉大会 2回戦
千城台 VS 柏陵 袖ヶ浦市営球場 第2試合
いよいよ41期生にとって最後の大会となりました。
柏陵高校が夏の甲子園に出場してベスト8まで勝ち上がったのは、もう20年前の事になりますが、
今年のチームも昨秋・今春ともブロック予選を突破して県大会に出場、今夏も初戦で古豪千葉商業を
破っており、力のあるチームであることは間違いありません。
強い相手ではありますが、自分達の力を発揮すれば勝機は開けるはず。 頑張れ~~!!
今年の千城高野球部員はマネージャーさんを除くと19人。
スタンドに応援の部員がいないのは少し寂しい気もしますが、
40期山本前主将のエールは立派でした。
初回 千城高の攻撃。1死から出塁した2番岡田君が2盗を決め、スコアリングポジションに進みますが
後続を断たれ無得点。
その裏の守り、千城高の先発は左腕林君。 ランナーを溜めたところでタイムリーを浴び3失点。
この夏初戦の千城高ナインは少し動きが硬いか?
2回の攻撃、願ってもない反撃のチャンスがすぐに訪れる。
柏陵の先発松本君、2番手の斉藤君のコントロールの乱れから連続の押し出し四球を選び2得点。
初回は厳しいスタートとなったが、すぐに1点差と出来たことは大きい!
2回裏の守り。 反撃を喜んでいたのも束の間、この回2失点。
やはり簡単にはいかない。
3回、千城高は2回途中からマウンドに登った遠藤君がナイスピッチングで
この試合はじめて柏陵を無得点に抑えた。
そして迎えた4回の攻撃、キャプテン折笠くんのタイムリーヒットで 再び 3-5 と2点差に追いすがるが、
その裏、またしてもすぐに反撃され2失点、逆に 3-7 と差を広げられてしまう。
中盤以降、遠藤君の好投、送りバントの3塁封殺、岡沢君の盗塁刺殺、息の合った2塁牽制刺殺などもあり
5~8回を1失点で切り抜ける!
しかしながら攻撃では柏陵の3人目の投手、そして8回から登板したエース高岸君に
要所を抑え込まれホームベースが遠い。
迎えた最終回の攻撃。 ランナーを出しますが実らず、ゲームセットとなりました。
今年も校歌を聞くことは出来ませんでしたが、最後まで諦めることなく
チーム一丸となって戦った彼らは立派でした。
この夏の対戦相手が決まった時 「今年も強い相手だな」 と思いました、
正直に言うと7点差をつけられる可能性もあるかなと。
しかしながら 同時に勝てるチャンスも十分あるとも思っていました。
勿論 力量は柏陵が上ですが、野球部全体(マネージャー含め)が一つにまとまって
勝利を目指す姿勢を 今年のチームから感じていたからかも知れません。
試合では打込まれ、エラーもし、失点しましたが、それが野球、実力なのだから当たり前のこと。
それでも3点をもぎ取り、チーム一丸となって最後まであきらめずに戦った後輩たちを誇りに思います。
野球部の皆さん、先生方、保護者会の皆さん、OBの皆さん、お疲れ様でした。